【身近な人が突然うつに】どう付き合えばいいのか考えてみた

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この記事は、こんな人におすすめします。

・周りにうつの人がいる方
・うつってどんな状態か知りたい方

ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。

その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。

・経験者目線のリアルな情報が分かります

それでは、早速見ていきましょう。

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うつの人との付き合い方について考えてみた

あなたの周りにうつの人、またはうつになったことのある人はどのくらいいますか?

身近な人が突然うつになって会社を休む、

連絡が取れなくなった、

態度がおかしい、

あまりにも急なことで、どうしていいのか分からないと不安になるかもしれませんね。

今回は、うつの人との付き合い方について、うつを経験した中の人目線で、簡単に紹介しようと思います。

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どう付き合うべきか

まずは結論から申し上げます。

・心配する気持ちは大切に
・しばらく距離を取るのも選択肢
・今までと変わらない付き合い方を

それでは、1つずつ解説していきましょう。

心配する気持ちは大切に

あなたの親しい人がうつになったと聞いた時、ほとんどの人は心配するかと思います。

どうか、その心配する気持ちを大切にしてください。

うつになってしまうと、人によって症状は様々ですが、大半の人はあなたと今まで通りに接することができなくなります。

ですが、本人は今までと変わらずにあなたとコミュニケーションを取りたいと思っているはずです。

あなたの心配する気持ちが残っている限り、相手との関係が終わってしまうことはありません。

すぐには良好な関係が築けないかもしれませんが、どうか長い目で見てあげてください。

うつから復帰するには、ある程度の期間がどうしても掛かってしまうのです。

心配する気持ちを持ち続けるのはいいけど、実際に何ができるのか考えてみましょう。

しばらく距離を取るのも選択肢

親しい人が突然うつになったから、何かしてあげないといけないと思う人は多いと思います。

ですが、うつは急に発症するものではありません。

うつになった本人からすると、日常生活を送る中、徐々に調子が悪くなっていく感じです。

周囲の人が気付くのは、会社を休んだり、突然連絡が取れなくなったりと、目に見えて様子が変わった時がほとんどだと思います。

休み始めたうつの人に、何かしてあげたいと考えるかもしれませんが、少し様子を見るのも大切です。

精神や身体が耐えきれなくなった本人からすると、酷い時には本当に何もできなくなります。

中の人が思ったのは、自分が廃人になったような気がしました。

そんな状態で、親しい人と連絡を取りたいと思う人は、おそらくいないと思います。

自分の酷い姿を、人には見せたくないのです。

それが親しい人なら、尚更見せたくはないのです。

うつの症状や状態について、詳しくまとめた記事がありますので、良かったらご覧くださいね。

それでは、しばらく距離を置いたとして、置いた後にどうすればいいのか考えてみましょう。

今までと変わらない付き合い方を

数週間から数か月が経過して、そろそろ良いかなと思った頃、連絡を取ってみるのも良いかもしれません。

連絡を取る時のポイントについて、詳しくまとめている記事がありますので、そちらも良かったらご覧くださいね。

いざ連絡を取る時、どんな風に接して良いのか分からないと思う人は多いかもしれません。

中の人も同じ立場だったら、どうすればいいのか分からないと思います。

うつを経験した中の人目線で話すと、どうか普段通りに接して欲しいと感じました。

元気になったら遊びに行こう、

ご飯でも食べに行こう、

いつでも連絡してね、

何気ない一言だけでも、うつの人は救われる気持ちになるかもしれません。

考え過ぎて身動きが取れなくなっては元も子もありませんよね。

あまり何も考えずに、あなたが素直に思ったことや感じたことをシンプルに伝えると良いと思います。

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そもそもうつってどんな状態なのか

うつの人とどう付き合えば良いのか分かったところで、うつについて少し知っておきましょうね。

知っていると知らないとでは、今後の付き合い方も変わってくると思います。

本当に辛いうつの症状

世間一般では、うつは心の病と言われています。

ですが、実際にうつを経験した中の人からすると、心の病というよりは、脳の病気のほうがしっくりきます。

病気に掛かったら、病院に行って治療するのが普通ですよね。

うつ病も特別な病気ではなく、誰にでも起こり得る普通の病気のひとつだと思います。

実際に中の人が体験した症状の中で、特に辛かったのは、正常な思考ができなくなるところでした。

頭が回らずに、頭で物事の整理が出来ずに、常にパニック状態でした。

そんな状態では、人と話すこともできなくなります。

ましてや、人に相談しようにも、自分のことが分からないので、相談のしようがありませんでした。

うつの症状は、精神的なものから身体的なものも数多くあります。

それぞれ詳しく紹介している記事がありますので、一度ご覧くださいね。

明日は我が身かも

最近は、新型コロナの影響もあって、コロナうつという言葉ができるくらい、うつも身近なものとなっています。

うつは特別な病気ではありません。

中の人も、うつになるまでは、絶対に自分はうつにならないと思っていました。

ですが、自分がうつになって、その考えは簡単にひっくり返されました。

うつになる原因は人によって様々ですが、中の人の場合は、矛盾を抱えながら生活をしていると、脳と心のバランスが徐々におかしくなっていき、やがて耐えきれなくなると感じました。

少し哲学的なことになってしまいますが、人間無理なものは無理です。

我慢していると、そのうち我慢もできなくなってしまいます。

今は大丈夫だけど、この先大丈夫な保障はどこにもありません。

うつになった中の人からのアドバイスをするならば、やはり無理はしないことが大切だと思っています。

親しい人がうつになったら

この記事を読んでくださっている方のほとんどが、身近な人がうつになった方だと思います。

うつになった人とどう付き合えばいいのかは先にも記載しましたので、詳しくは割愛します。

大切なのは、心配し過ぎたり、考え込んでしまって、あなたまでうつになってしまうことだけは、なんとかして防がなければなりません。

中の人は、新婚生活を送り始めて僅か4か月でうつを発症しました。

うつを発症してから、寛解してこの記事を執筆するまでに、1年以上の月日が掛かっています。

その間に、心配を掛け過ぎたせいか、妻の調子も悪くなりました。

共倒れしてしまっては、この先大変です。

一足先にうつを夫婦で経験した中の人からのアドバイスです。

どうか考え過ぎないようにしてください。

身近な人がうつになってしまい、心配し過ぎないでください。

自分に原因があるのではないかと、考え込まないでください。

将来どうなるのかと、不安にならないでください。

うつは一生掛けて付き合っていく病気です。

上手に付き合っていくためには、考え方や接し方を変える必要があります。

考え方や接し方について、詳しくまとめた記事がありますので、良かったらご覧くださいね。

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今後の付き合い方について

うつの人とどう接すればいいのか分かったところで、今後のことについても少し考えてみましょう。

うつをあなた1人で抱え込む必要はありません。

世の中には、うつの人のためのサービスや施設も数多く存在しています。

参考までに、いくつか紹介しますので、気になる方は是非ご覧くださいね。

心の片隅に置いておいて

親しい人がうつを乗り越えて復帰してきたら、あなたはどうしますか。

それは大変嬉しいことですよね。

嬉しい気持ちは、素直に相手に伝えると、相手はきっと喜ぶと思います。

そして、今後とも変わらない付き合い方をするのが大切ですが、ひとつだけ考慮しておいてほしいことがあります。

心の片隅にでも、うつになった事実を留めておいてください。

その気持ちが、些細な優しさに繋がります。

そして、その些細な優しさが、相手にとっては大変有難いものなのです。

変に気を遣わない

些細な優しさも、過度になるとそれは不自然ですよね。

その不自然さは、相手にも伝わってしまいます。

相手のことを本当に思うならば、変に気を遣わないことが大切です。

言葉にすると、とても難しいように感じますが、自然体で接するだけで良いと思いますよ。

自然体なあなただからこそ、相手もあなたと付き合っているのだと思います。

長い目で見守ろう

最後になりましたが、うつは完治することがありません。

寛解したとしても、いつ再びうつの症状が発症するかもしれないのです。

少し良くなったからといって、無理はさせないようにしてください。

うつは一生ものです。

それは、本人が分かっている人もいれば、本人も分からない場合があります。

中の人は、うつを2度経験しました。

1度完治したと思っていましたが、簡単に再発してしまったのです。

身近なあなたが、そのことを理解しているだけでも、うつになった本人のためになると思いますよ。

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おわりに

如何でしたか?

今回は、親し人がうつになった時の付き合い方について、簡単に紹介しました。

他にも、うつの人が運営しているブログなどがありますので、良かったらご覧くださいね。

この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。

うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。

うつブログ

最期まで読んで頂きありがとうございました。

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