【体験談付き】うつ病ってどんな病気か具体的に知りたい方

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【体験談付き】うつ病ってどんな病気か具体的に知りたい方

この記事は、こんな人におすすめします。

・うつ病ってどんな病気なのか知りたい方
・自分もしくは周りにうつ病の人がいる方

ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。

その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。

・本当に辛い症状を解説します

それでは、早速見ていきましょう。

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うつ病ってどんな病気か具体的に知りたい方

【体験談付き】うつ病ってどんな病気か具体的に知りたい方

うつ病になった人も、

自分がうつかもしれないと思っている方も、

親しい人がうつ病になった人も、

うつ病についてある程度知識をすでに持っていることと思います。

中の人自身のうつ病体験をふまえて、簡単に解説してみようと思います。

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そもそもうつ病ってどんな病気か知りたい

そもそもうつ病ってどんな病気か知りたい

うつ病について、詳しく記載されているサイトがありますので、まずはこちらをご覧ください。

参考サイト うつ病ABC

このサイトによれば、うつ病とは、

気分が強く落ち込み憂うつになる。

やる気が出ない。

などの精神的な症状のほか。

眠れない。

疲れやすい。

体がだるい。

などの身体的な症状が現れることのある病気で、

気分障害の一つとされています。

世間一般的に知られている内容ですね。

文字で見るとあっさりとした文章ですが、実際の当人にとっては、とてつもなくしんどいのです。

うつの辛さを知ってもらうために、より具体的な症状をまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。

普通の人でも、気分が強く落ち込んで、やる気の出ない時なんて、よくあることだろうと思うかもしれません。

うつ病の人にとっては、その落ち込みや、やる気の出ない度合いが格段に強いのです。

普段なら当たり前にしてきた

掃除。

洗濯。

家事。

何気ないことでも抵抗があり、

お風呂に入ったり。

トイレにいく。

そんなことができなくなることもあります。

うつ病と診断され、仕事を休んでいるんだから、家のことくらい手伝って欲しいと思う人もいるかもしれません。

見た感じはなんともないのに、なにが辛いのか疑問に思う人もいるかもしれません。

心の底では、本人も手伝いたい気持ちがあります。

しかし、心の底から少し高いところにある大きな壁が邪魔をして、動けなくなるのです。

抽象的な言葉が多くて理解し難いかもしれませんが、本人にとってはそれだけ大変だということです。

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日本におけるうつ病患者について

日本におけるうつ病患者について

あるサイトのデータによれば、うつ病の患者数は日本に約500万人いると言われています。

日本人の15人に1人は、生涯で1度はうつ病に掛かる計算となります。

皆さんの周りで、うつ病の人、うつ病だった人はどれくらいいますか?

今まで生きてきた中で、

うつという言葉を聞いたことがない。

周囲にも全くいなかった。

うつとは無縁の世界で生きてきた人はおそらくいないと思います。

中の人自身もうつ病ですが、知っているだけで数人は、何かしらの気分障害に掛かったことがある人がいます。

それだけ、うつ病とは身近な存在なのです。

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発症から回復までの実際

発症から回復までの実際

うつ病では

気分の落ち込み。

意欲の低下。

不安。

イライラ。

これらの精神的な症状がみられます。

そのほかに、

体のだるさ。

痛み。

しびれ。

これらの身体的な症状がみられる場合があります。

うつ病発症から回復するまでの流れを、体験談をふまえてみていきましょう。

急性期

中の人の場合、まずは思考がまとまらなくなってきました。

俗にいうパニックに近いような状態が頭の中で続いていました。

人によって症状や度合いが違うと思いますが、何かしらの激しい症状が数日~数か月程度出ます。

これは、急性期と呼ばれているそうです。

急性期には、とにかく休養が大事だと言われています。

実際、中の人も1~2か月程度、本当に何もすることなく横になっていた時期がありました。

要するに地獄でした。

今まで好きだったものに

全く関心や興味が見いだせず。

欲がなくなり。

無気力な状態。

そんな日々を過ごさなければならないのです。

実際、何も考えないようにしようと考え、時間が過ぎるのをただひたすら待つしか方法はなかったのかなと思います。

親しい人がこのような状態の時、周囲の人は何ができるのでしょうか。

友人や同僚、知り合いであれば、コミュニケーションを取るのは控えたほうが良いかと思います。

普通に話そうとするだけで、本人にとって大きな負担となります。

本当にしんどい時に読んで欲しいことをまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。

家族の場合であれば、中の人の経験として、極端に干渉せず、普通通り接してくれるだけで十分過ぎると思います。

急性期の人からのアウトプットがなくて不安になるかもしれませんが、病気のせいでアウトプットができない状態にあるだけです。

心の底ではありがとうと申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。

回復期

調子がよい日の翌日にまた悪化するといったように、症状が小さな波のように上下しながら一進一退を繰り返し、徐々に改善していきます。

小さな波が大きな波を形成し、

調子の良い日。

調子の悪い日。

そんな日々が繰り返され、少しずつ調子が良くなっていきます。

人によって波の感じは違ってくると思いますが、一般的に4~6か月以上を目安に状態が安定していきます。

これは、回復期と呼ばれているそうです。

中の人自身、ちょうど今が回復期の後半なんだろうなと感じています。

この頃に大変なのが、体調の波に人生を左右されているような感覚に陥りました。

急性期のような激しいものはなくなってきていますが、ひどく疲れやすかったり、本当に様々なことを考えてしまいます。

未来のことや過去のことなど。

どうしようもないことを永遠と繰り返し考えてしまったり。

ちょっと家事を手伝ったり。

良いと思うことをして。

その後ひどく、調子が下がるのです。

親しい人がこのような状態の時、周囲の人は何ができるのでしょうか。

友人や同僚、知り合いであれば、簡単なコミュニケーションを取るのも良いかもしれません。

しかし、本人には波が存在しているので、場合によっては負担となることもあるので、連絡を取るなら簡単にラインや電話で一言二言くらいが丁度良いと思います。

家族の場合であれば、中の人の経験として、コミュニケーションが取れてはくるのですが、やはり波が存在するので、調子が悪そうな時は、少し放っておいて欲しいと思ったりもします。

そしてやはり、普段通り接してくれるのが何よりも有り難く感じます。

時間を持て余すことの多いこの時に、おすすめの過ごし方についてまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。

再発予防期

回復期を過ぎ、症状が安定して社会復帰を果たすことができても、まだまだ油断はできません。

うつ病は再発しやすいという特徴があるため、回復期を過ぎても1~2年間は薬物治療を継続してうつ病の再発を予防しながら調子の良い状態を維持する必要があります。

中の人が感じたのは、社会復帰をするのには、大きなエネルギーが必要なんだと思いました。

久しぶりに会社へ行くまでの間、

どんなふうに周囲の人と接すればいいのか。

また再発しないだろうか。

やっていけるのだろうかと。

いろいろと考えてしまいます。

久しぶりに同僚や上司、後輩と接するのに抵抗があるのです。

最初の一歩を踏み出すことができたら、意外とそれ以降はすんなり溶け込むことができたと思います。

ようやく、社会復帰ができて、調子が良すぎるくらい仕事が捗り、仕事が楽しくなったりしました。

それと同時に、

仕事に対して不安や不満の感情を抱いたり。

思い通りにいかないと感情的になったり。

残念ながら中の人は、1度目の発症から約2年後に、再発してしまいました。

おそらく、1度目を発症したことにより、発症しやすい体質に変化したことも大きな要因だったと思います。

うつの再発を予防するために、できることをまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。

なってしまうものはどうしようもありません。

再発した人からのアドバイスとしては、仕事に復職して調子がすこぶる良くなっても、医者とも相談しつつ、服薬を続けるのが大事なんだったのかなと感じています。

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おわりに

うつ病から回復後に、再び症状が出現することを「再発」といいます。

1回目、2回目、3回目の再発を経験した患者のその後の再発率は、

それぞれ約50%、約70%、約90%と報告されており、

再発を繰り返すごとにその後の再発の危険性がさらに高まります。

どんなに気を払っていてもなる時はなります。

中の人も2度目のうつ病を経験している真っ最中です。

今思うことは、

復職したいという気持ち。

もう掛かりたくないなという気持ち。

そんな気持ちが大半を占めています。

この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。

うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。

うつブログ

最期まで読んで頂きありがとうございました。