【うつ経験者目線】復職で失敗しないための6つの方法
この記事は、こんな人におすすめします。
・復職して間もない方、またはこれから復職する方
・どうすれば失敗しないのか知りたい方
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・復職を失敗しないための方法が分かります
それでは、早速見ていきましょう。
復職で失敗しないための6つの方法
うつになった後に、ほとんどの人が体験することになる復職。
本当に復職できるのかな、
どんな顔をして会社に行けばいいのかな、
せっかき良くなったのに、再発しないのかな、
様々な不安が頭をよぎることと思います。
今回は、復職で失敗しないために、おさえておきたいポイントを簡単に紹介していきますね。
この方法は、実際に中の人が復職をするうえで大事だと感じたことでもあります。
うつになった原因を考える
まず考えておきたいのが、あなたがうつなった原因です。
単純に考えれば、復職後にその原因と接触しなければ、うつにはならないと思いますよね。
実際には、そこまで単純ではないですが、原因がはっきりしておけば、対処もしやすいのは間違いないと思います。
うつになった原因について、よく分からない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
うつになってしまった原因は、周りの人や病院の先生が教えてくれるものではありません。
あなた自身で原因はこれかなと決めるものです。
中の人は2度うつを経験しましたが、1度目のうつと2度目のうつでは原因が違ったと考えています。
1度うつになってしまうと、うつになりやすい体質へと変わってしまうと考えているため、今までなんともなかったことでも、うつの原因になり得ると考えています。
考えても損はないと思いますので、時間をたっぷりと使って、是非考えてみてくださいね。
うつになる時の前兆を考える
考えることが続いてしまいますが、こちらも考えておいて損はないと思います。
うつになって会社を休む前に、あなたにどんなことが起こっていたのか振り返ってみましょう。
仕事がこんな状況だった、
こんなことをよく考えていた、
こんな不満や怒りを感じていた、
改めて振り返ってみると、もしかしたらうつの前兆が出ていたのかもしれませんよね。
ずっと元気に過ごしていて、翌日突然うつになる人はおそらくいないと思います。
大抵の人は、徐々にうつの症状が現れていくのだと思います。
ここで大事なのは、また同じような症状が出てきた時に、経験しているからこそ、早めに対処できるという点です。
中の人の場合、やる気が出なくなったり、ボーっとすることが増えていきました。
結果的に、それがうつの前兆だったと後から気付きました。
ですが、もし今後同じような症状が出てきた時には、気付いた時に休もうと決めています。
仕事の時期的に休めない状況だろうがなんだろうが、どうにかして休もうと思っています。
そうしないと、また地獄のような日々を経験しなくてはならないからです。
あなたにも、うつになった時の前兆があったのかもしれません。
復職して失敗しないためにも、その前兆を見逃さないことが大切だと思いますよ。
うつになる前の症状について、簡単にチェックできる方法がありますので、気になる方は試してみると良いかもしれませんね。
自分のできることをやる
これも意外と大事なことだと思います。
人間1人ができることには、どうしても限界があります。
なんでもかんでもやろうとすると、すぐに限界がきてしまいます。
うつを経験した人にとって、その限界は他の人よりももしかすると早いのかもしれません。
他人と比べずに、自分は自分だと割り切ってみるといいかもしれませんね。
うつになって、自分をもっと大切にするべきだったと気付いた人も多いのではないでしょうか。
自分のできる許容範囲をある程度掴んでおくと良いですよね。
もちろん、仕事や社会生活をしていくうえで、許容範囲を超えて働かなくてはならないことも出てくると思います。
そんな時に、無理をするかしないかで、今後のあなたの人生が変わっていきます。
どうか、自分を労わってくださいね。
どうやって労わっていいのか分からない方向けに、おすすめの過ごし方について紹介している記事がありますので、良かったらご覧ください。
服薬は継続する
具体的な方法として最も確実だと思われるのが、服薬を継続することです。
中の人は1度目のうつから復職した時、服薬を早めに終えました。
結果的に2度目のうつを経験することとなり、なぜ服薬をやめてしまったのか後悔が残りました。
病院に行くのが面倒くさい、
先生を信頼できない、
もう大丈夫だろう、
それぞれ思うところはあるかもしれませんが、薬は信用すると良いですよ。
本当に効いているのか分からないかもしれませんが、そう思えるくらいが丁度良いと思います。
うつは非常に長い間付き合っていく病気です。
調べてみると分かりますが、服薬を途中で辞めてしまったために、再発した人は非常に多いです。
自分だけは大丈夫と思わずに、薬を信じてみては如何でしょうか。
病院の処方薬がどうしても嫌いという方は、市販されている薬を試してみると良いかもしれません。
参考に、市販されている薬について紹介した記事がありますので、良かったらご覧ください。
失敗した時のことを考えておく
復職に失敗した時に、何をするのか考えておくと、気持ちがとても楽になります。
復職しか自分の道がないと思えば思うほど、プレッシャーや負荷が掛かってしまいますよね。
そんな状態でもし復職に失敗してしまった時、もしかすると今まで以上にうつの症状が強くでるかもしれません。
そうならないためにも、今のうちに復職以外の道も模索しておきましょう。
一般的に言われているのは、転職する方法ですよね。
ですが、簡単に転職するといっても、転職も簡単ではありませんよね。
今のうちに、転職するためには何が必要なのか、
どんな職業や職種に就きたいのか、
どの転職サイトを利用するのか、
考えるだけ考えてみては如何でしょうか。
転職以外にも、療養に専念したり、起業したり、副業したり、道はいくらでもあります。
具体的に決めれば決めるほど、安心感が生まれ、復職に失敗するリスクが下がると思います。
どうすればいいのか分からない方向けに、転職や起業についてまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
今を生きる
最後におすすめしたい方法として、今を生きるということです。
うつになった後、いろいろと将来のことや過去のことについて考える機会が多いと思います。
過去や未来に縛られ過ぎると、どうすることも出来ずに動けなくなります。
どうか、過去や未来に縛られず、今を生きてみてください。
今に着目してみてください。
今をどう生きるかを考えて行動すれば、自然と過去や未来が変わっていくと中の人は思います。
おわりに
如何でしたか?
今回は、 復職して間もない方、またはこれから復職する方向けに、復職に失敗しないための方法について、簡単に紹介しました。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。