【体験談付き】本当に辛いうつ病の症状を具体的に解説
この記事は、こんな人におすすめします。
・うつの症状が知りたい方
・実際にうつになるとどうなるのか知りたい方
・うつで辛い方
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・うつの代表的な症状が分かります
・共感できるところがあるかもしれません
それでは、早速見ていきましょう。
本当に辛いうつ病の症状を具体的に解説
2022年現在、日本人のうつ病患者数は500万人を超え、15人のうち1人が、生涯を通して1度はうつ病に掛かると言われています
「うつ」という言葉を、一度も聞いたことがない人は最早いないのかもしれませんね。
そんなうつ病ですが、
実際のところどんな症状が出て、
どんな人がうつになり、
どんな問題が生じるのでしょうか。
中の人が経験した特に辛かった症状について、リアルな情報を紹介していきますね。
世間一般的に言われている症状等が知りたいと言う方は、下記に詳しくまとめられているので参考にしてみてください。
一般的にうつになりやすいと言われている性格を少し挙げてみます。
・真面目
・責任感が強い
・完璧主義
・人からの評価も高い
・道徳観が強い
・人あたりが良い
・几帳面
その他にもいろいろありますが、中の人の個人的な感想としては、「良い人」がうつになりやすいのかなと思います。
なんて酷い世界なのでしょうね。
残念ながら、データ的には良い人がうつになりやすいのです。
あなたがうつになっているのは、あなたが「良い人」だからなのです。
ですが、だったら悪い人になれば良いと言うことでは決してないです。
良い人なら良い人なりの、あなたがなりたい自分にこれからなっていけばいいだけのことです。
中の人もそうですが、それが中々難しいのですけどね。
それでは、実際問題、
うつになると、どんな症状が出るのでしょうか。
うつ病の症状
うつ病の症状には、
精神的症状と身体的症状の大きく2つに分類できます。
精神的症状
多くの人がイメージするのは、精神的なものがほとんどだと思います。
その一部を紹介しますね。
意力の低下、無気力・無関心
びっくりするくらい何事に対しても何も感じなくなり、興味が失せ、やる気がなくなりました。
人間には様々な欲求があると言われていますが、中の人の場合、食欲以外の全てが姿を消したのです。
欲は人間の行動力だと思います。
欲が失われる=行動力が失われるため、何事にも手がつかなくなり、働くことすら厳しくなってきます。
睡眠欲がないから眠れない、
物欲がないから買い物に行かない、
知識欲がないから勉強したり学ぼうとすることができない
人間の行動に多大な影響が出ると思います。
また、趣味や好きだったものも一時的に興味が失せるため、休養中の時間を持て余すことが増え、時間が経つのがとても遅く感じたりもしました。
時間を持て余した時にできる、おすすめの過ごし方をまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
思考力の低下、口数が少なくなる
今まで何も考えずに当たり前にできていたことが、
徐々に考えながらするようになり、
次第に考えてもできなくなったり、
分からなくなったりします。
仕事での定型業務や定例作業、
日常生活では洗濯を畳んだり、
料理を作ったりするのも、普段ならなんとも問題がないのに、
なぜかできなかったり、
分からなくなったりします。
中の人の場合、通勤時の道がイメージできなくなったり、
酷い時には信号の赤と青の意味も考えないと出てこないような感じでした。
そして、常に頭の中に霧みたいな白い何かもやのようなものが掛かってる感じがしました。
また、思考力の低下に伴い、口数も少なくなってきます。
これは、会話をする為には少なからず考える力が必要なため、考えることができなくなると、自然と会話も減ってくるのだと思います。
もし周囲に口数が減ってきている人がいる方は、こちらの記事も是非ご覧ください。
いろいろと不安になる
うつ病の発症前後は、
物事をひどく悲観的に考えたり、
マイナス思考だったり、
現状や将来に対して不安を抱いたりしました。
うつ病なんて名前と一般的な症状を知っているだけでしたし、まさか自分がなるとは思ってもいなかったです。
うつ病とは認めたくなくて、まずは別の病気の可能性を模索しました。
健常者でいたいと強く思う一方で、うつ病になったら
どうなるの?
完治するの?
働けるの?
お金大丈夫なの?
次から次へと不安の種を抱えてしまいました。
不安を解消するためには、考え方を変える必要もあるかもしれません。
考え方を変えるために、参考になりそうな記事もございますので、良かったらご覧ください。
身体的症状
意外と知られていないですが、うつの症状には身体的なものもけっこうあります。
中の人が経験したものを中心に、紹介しますね。
過食
人によって、食欲不振になったり、特に変わらなかったりするかと思いますが、私の場合は過食気味になりました。
食べることでしか、正常な欲求が満たされなかったのです。
おかげさまで、1度目のうつ病の時は6kg、
2度目のうつ病の現在は20kgも体重が増えてしまいました。
急激に体重が増えて、良いことはありませんでした。
なぜかはいまだに分からないですが、お腹が減っていないにもかかわらず、なんとなく何かを食べたくなる日々が続いていました。
真夜中の2時や3時にコンビニに行って、食べたいものを選びます。
その時辛かったのが、何が食べたいのかが分からず、コンビニで20分程度悩んだりしたのは、記憶に残っています。
太ってしまった方向けに、簡単にできるダイエット方法をまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
睡眠障害
中の人の場合は、全く眠れなくなりました。
逆に、知り合いのうつ病だった人は、ずっと眠たかったらしいです。
人によって症状は違いますが、まともな睡眠が取れなくなると、
身体がだるくなったり、
その他の病気のリスクが高まります。
病院をいろいろと回っていた時に、とある診療内科の先生が言った言葉が印象に残っています。
中の人が、その先生に眠れなくなったと相談したところ、
眠れないから問題ではなくて、何かしら問題があるから眠れないのだと言われました。
深く納得はしたのですが、何が眠れない原因なのかは全く分からず、
とても悩んだり、
不安になったりした覚えがあります。
不眠の時にできることをまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
身体が痛い、肩や腰が凝る
横になった生活を送っていたためか、
身体が痛かったり、
だるかったり、
肩や腰に変に負担が掛かり、
とても辛かったです。
軽い運動や体操などをするのが効果的だったのかもしれませんが、横にならざるをえない状況の時に、そんな運動なんてできませんでした。
この記事を見てくれているうつ病を発症した方、
または自分がうつ病なのかもしれないと思っている方、
日々身体を動かすことは、今後がとても楽になります。
少しでも共感して頂いたならば、軽いストレッチから始めてみて下さい。
運動について、おすすめな運動方法などを考えてみた記事もございますので、良かったらご覧ください。
おわりに
如何でしたか?
共感できたり、
全く共感できないこともあったかもしれません。
うつ病の症状は、人それぞれですので、一概にこうなるとは言えません。
うつにならないのが一番良いのかもしれませんが、もしうつになってしまった時、辛かったり不安なこともあるかもしれません。
自分だけがなぜこんなことにと思うのも仕方がありませんが、同じような人間が世の中にはたくさんいて、皆うつと向き合って生きています。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。