【うつからの復職】時短勤務中のポイント
この記事は、こんな人におすすめします。
・時短勤務になった
・本当にこのままでいいのか不安
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・時短勤務中に気を付けることが分かります
それでは、早速見ていきましょう。
時短勤務中のポイント
うつから復職する際に、いきなりフルタイムで働くのではなく、時短勤務で様子をみる会社も多いです。
今回は、時短勤務中に気を付けておきたいポイントや過ごし方について、簡単に紹介しますね。
時短勤務とは
その名の通り、通常の勤務時間より短い時間勤務することです。
うつで休職した場合、人によっては数か月から数年もの長い間、働いていない期間があります。
そんな中、いきなりフルタイムで働くのに抵抗がある人にとって、徐々に慣らす意味合いで時短勤務を取り入れている会社も増えてきています。
中の人の場合、1年間休職した後、3か月のお試し出勤期間がありました。
お試し出勤がどういったものなのか、気になる方はこちらで詳しくまとめていますので、良かったらご覧ください。
3か月のお試し出勤のうち、最初の1ヵ月間は時短勤務を経験しました。
一般的には、お試し出勤期間が1ヵ月のところが多く、時短勤務も2週間から1ヵ月程度のところが多いようです。
正直、時短勤務なんてまどろっこしいと感じていた部分がありましたが、終わってみれば、良かったのかもしれないと思うようになりました。
それでは、実際に時短勤務をしてみた経験を元に、ポイントや参考になりそうなことを紹介します。
気を付けておきたいポイント
時短勤務をするうえで、必ず確認しておいたほうが良いポイントについて紹介します。
給与や体制の確認
休職期間中の給与については、会社からある程度もらえる人もいれば、傷病手当金を保険組合から受給している人が大半だと思います。
ここで大事なことが、時短勤務といえども出社している場合、傷病手当金は支給されないという点です。
そもそも、傷病手当金は出社して働くことのできない人のための制度です。
お試しであれ、時短であれ、出社している場合は支給されません。
つまり、収入は会社の給与のみになります。
あなたの生活に関わっていきますので、初めに給与はどうなるのか会社に確認しておくと安心できると思います。
また、時短勤務中の業務内容や指揮命令系統などを合わせて確認しておくと良いですよ。
会社も復職に向けた時短勤務者の取扱について、慣れていない場合が多いです。
後々のトラブル防止にもなりますので、早めに確認しておきましょう。
周囲の人との距離感
中の人の場合、久しぶりに出社した時に感じたこととして、周囲の人との距離感が分からなくなりました。
それもそのはず、休職中の1年近く、特定の人としか会話やコミュニケーションを取っていなかったので、当たり前ですよね。
今まで何も考えずに接したり会話していたことが、当たり前にできなくなっていました。
もちろん、休んでいたという事実があるため、本人にとって後ろめたさが残っているからとも言えます。
また、周囲の人もどうやって接していいのか探り探りの部分があるからかもしれません。
大事なことは、慣れるまでとにかく時間を掛けるしかないということです。
そのことばかりに囚われ過ぎると、自分を責めたり、嫌気が差して会社を辞めたり、衝動的になってしまうこともあり得ます。
決して焦らずに、徐々に距離感についても把握していけば良いのです。
違和感が残る
時短勤務をしている人にしか分からないと思いますが、原因は分からないけど、何かしらの違和感を感じます。
それが久しぶりに働いているからなのか、薬の影響なのか、うつの影響なのか、よく分かりません。
しかし、休職する前と比べて、確実に何かが違うと感じるのです。
この原因の正体については、結局中の人も分からずじまいでした。
しかし、この記事を執筆している段階で、出社して2か月程度が経ちますが、違和感も徐々少なくなってきていると感じています。
おそらく、このまま働き続ければ、限りなく違和感が少なくなっていくと感じています。
同じような違和感を感じている人も、きっと多いと思いますが、あまり深く考え過ぎないようにして、できることを確実にこなしていくと良いと思います。
時短勤務からフルタイムに向けて
時短勤務中におさえておきたいポイントについて考えてみた後は、今後フルタイムに向けてどのように過ごしていいのか、簡単に考えてみますね。
なるようになる
少し無責任かもしれませんが、なるようになります。
フルタイムで働くために、いろいろと考えてしまうこともありますが、気が付いた頃には普通に働けるようになっているものです。
もちろん、再発しないだろうか、
本当にやっていけるのだろうか、
フルタイムは嫌だ、
ネガティブに考えてしまいがちですが、意外となんとかなります。
これは、あなた本来の力と、周囲の協力があってこそのものなので、当たり前だと思わずに、自分や周囲の人を褒めてあげてみてくださいね。
今後の働き方について
長い期間働かない経験をしたことで、あなたは普通の人よりも貴重な経験をしていることになります。
普通に働いている人は、何か月も何年も休む経験はしないのです。
これは、大きなアドバンテージですよね。
あなたが休職期間中に感じたこと、思ったことは、これからもあなたの経験値になりますので、大事にしていってください。
うつになった原因は、人によって様々です。
また、うつになって原因が結局分からない人も多いです。
原因がよく分からない方向けに、原因について探る手掛かりになりそうな記事がありますので、良かったらご覧ください。
1番大切なのは、あなた自身です。
あなたのことは、あなたが1番大切にしなければなりません。
中の人もうつを経験しましたが、同じようにうつを経験したあなたの人生が、幸多いことを願っています。
新しい選択肢
ここで、あなたの人生に新しい選択肢を示してみようと思います。
詳細については、各記事をご覧ください。
時短勤務をしている人にとって、余計なお世話かもしれませんが、何もそのまま復職するばかりが人生ではありません。
良い機会ですので、復職以外の道も、模索してみると良いかもしれませんよね。
そうはいっても、人間は働かなければ生活できません。
目的は生活するためですので、どのような働き方でも良いはずですよね。
今のご時世、様々な働き方がありますので、良かったらこちらの記事もご覧くださいね。
おわりに
如何でしたか?
今回は、 うつから復職する際の時短勤務について、おさえておきたいポイントや今後について、簡単に紹介しました。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。