【本当に不利なのか】うつだけど転職を考えてみた
この記事は、こんな人におすすめします。
・うつで転職って本当に不利なのか
・うつでも転職できるのか
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・転職できるかどうか分かります
それでは、早速見ていきましょう。
うつだけど転職を考えてみた
![【本当に不利なのか】うつだけど転職を考えてみた](https://utu-taiken.com/wp-content/uploads/2021/07/utu166.jpg)
うつになって、転職を本格的に考えている人も多いのではないでしょうか。
本当にうつでも転職はできるのでしょうか。
まずは結論からどうぞ。
それでは、どうしてこの結論に至ったか、考えてみましょう。
不利な面
![不利な面](https://utu-taiken.com/wp-content/uploads/2021/07/utu167.jpg)
うつで転職するのは本当に不利なのか。
まずは、うつが不利な面について考えてみました。
体調に不安を抱える
うつで転職をしようと考えている人が、最初に気にする部分だと思います。
転職すると、
環境が変わる、
仕事の内容が変わる、
人間関係が変わる、
身の回りの状況がいろいろと変化していきます。
果たして、その変化についていくことができるのかと、不安になることもあると思います。
せっかく症状が改善されたのに、また症状が出て再発なんてしたくありませんよね。
転職はしたくても、再発のリスクを冒してまで転職したいか考えた時に、転職を躊躇するなんてことも。
雇うのにリスクがある
企業の立場からしたら、どうでしょうか。
企業も会社を安定的に経営していかなければなりません。
そのためには、いつ休むか分からない人を、わざわざ雇いたいかと言われたら、答えはノーだと思います。
これが現実なのです。
そのリスクを上回るほどの価値を、企業に示すことができるならば、雇われるかもしれません。
しかし、大抵の人は難しいですよね。
うつを抱える人の転職では、このような壁を乗り越えていかなければなりません。
有利な面
![有利な面](https://utu-taiken.com/wp-content/uploads/2021/07/utu168.jpg)
不利な面もあれば、もちろん有利な面もあります。
これからは、有利な面について紹介しますね。
自分自身を把握している
うつを経験したことで、あなたがあなた自身と向き合った時間は、普通の人に比べてはるかに長いです。
そんなあなただからこそ、
自分の弱点であったり、
自分の強みであったり、
自分の適正であったり、
誰よりも自分について、知っているはずです。
自己分析ができている人ってことですね。
それに加えて、中の人が個人的に思ううつの人の特徴があります。
あなたは、
賢くて、
優しくて、
気配りができて、
誰よりも責任感を持っている人だと思います。
そんな優秀な人材を、うつだからと言って向き合うこともしない企業は、入る価値がないと考えます。
日本には471万社以上の企業が存在しています。
あなたのことを求めている企業が必ずあります。
障害者を雇用したい企業がある
企業には、規模に応じて障害者を一定数以上雇う義務があります。
これは、チャンスと捉えて問題ないですよね。
雇うべき障害者の割合はかなり少ないですが、必ず枠が存在するのです。
タイミングや時期によっても変わってくるかもしれないですが、上手くその枠を狙うのも、ひとつの作戦だと思います。
うつをオープンにするのもあり
![うつをオープンにするのもあり](https://utu-taiken.com/wp-content/uploads/2021/07/utu169.jpg)
うつをオープンにして転職するかどうか、悩む方も多いかと思います。
休職期間を経て会社を退職した人にとっては、転職する時にその間何をしていたか聞かれることも多いかもしれません。
オープンにしたことで、問答無用で落とされることもあるかもしれません。
しかし、これから長年働くであろう企業にいつまでも隠し通すのは難しいと言えますよね。
最初からオープンにすることで、もし採用されたなら、その企業はうつに理解がある企業と言えると思います。
働き出してから、とても気が楽になるはずです。
うつをオープンにして働くべきかどうか、考えてみた記事もございますので、良かったらご覧ください。
うつとは長年付き合っていかなければならないため、少しでも心休まる働き方をしたいものですよね。
うつを隠すのもあり
![うつを隠すのもあり](https://utu-taiken.com/wp-content/uploads/2021/07/utu170.jpg)
もちろん、うつを隠して転職するのもありです。
人によって、うつは知られたくないと思うことは自然なことだと思います。
うつの原因が元々いた企業にあった場合、もううつを発症することもなくなるかもしれませんよね。
普通の人と同じような生活ができる人もいると思います。
ですが、決して無理をしないようにしてくださいね。
うつになったことのある人は、一般的に再発しやすいと言われています。
うつを経験したあなたにとって、健康が大事だということは重々理解しているはずですよね。
専門の転職サイトを活用する
![専門の転職サイトを活用する](https://utu-taiken.com/wp-content/uploads/2021/07/utu171.jpg)
自分がうつ経験者ということをチャンスと捉え、そういった方を専門にしている転職サイトを利用するのはとても有効と言えると思います。
具体的に利用できるサービスをまとめた記事がありますので、まずはご覧ください。
また、1人で転職活動を行うのはハードルが高いと感じる方。
就労支援サービスを利用するのもひとつの選択肢です。
就労支援とは、一体何なのか知りたい方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
就労支援サービスを行っている施設を具体的にまとめた記事がありますので、良かったらご覧くださいね。
転職サイトにしても、就労支援にしても、転職するのはあなたです。
今後のことは、最終的にあなた自身が決める必要があります。
おわりに
如何でしたか?
今回は、うつになった後に転職する場合について、考えてみました。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。