【初めての方必見】うつになった時の診断書のもらい方
この記事は、こんな人におすすめします。
・診断書が必要な方
・どうやってもらえばいいのか分からない
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・もらい方が分かります
・もらう時の注意点が分かります
それでは、早速見ていきましょう。
うつになった時の診断書のもらい方
うつになって会社を長期休む必要が出た時に、診断書が必要だと言われることが多いと思います。
そんな方向けに、診断書のもらい方について順を追って説明しますね。
医療機関を受診する
まずは、精神科か心療内科で医師による診察が必要です。
心当たりの病院がある人はそちらに行き、心当たりがない人は、
下記サイトで最寄りの病院検索ができますので、参考にしてみてください。
精神科や心療内科に行くのに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
中の人もそうでした。
基本的にはどちらでも構いませんが、病院によって予約ができるところとできないところがあります。
中の人のおすすめは予約できない病院のほうが親身になってくれるイメージです。
なぜなら、予約制の病院は患者1人当たりの診察時間もある程度決めなければならないので、どうしても機械的になってしまいます。
それに比べて、予約できない病院は、待たされることも多いですが、
患者ひとりひとり親身になって診察してくれるイメージがありますね。
病院はセカンドオピニオンという思想もあるくらい、自分に合った病院を選ぶことができますので、勇気を出して、試しに行ってみてください。
中の人が以前、病院を探している時のことをまとめた記事がありますので、気になった方はご覧ください。
診察前の準備
なんとか診察を受けるところまできたとします。
しかし、病院によっては診察前に、
うつの症状を診断するチェックシートを記入したり、
カウンセラーとのカウンセリングを行うところもありました。
その際には、素直な気持ちで現在の状況であったり、聞かれたことに答えていきましょう。
医師も初めての患者さんを診察する際、チェック結果やカウンセリング結果を参考にしたりします。
初診は思ったより時間が掛かりますので、ある程度時間に余裕がある時を選ぶのもポイントです。
これらが終われば、いよいよ診察の時間です。
医師による診察
先ほどのチェックシートやカウンセリング時にも伝えた症状を、素直に伝えましょう。
憂鬱感が酷い、
意力や気力が湧かない、
食欲がない、
興味や関心が薄れていった、
頭が回らないなど、
様々な症状があると思います。
具体的なエピソードなども交えて話すと、より効果的かもしれません。
そして、大事なことですが、診断書を書いて下さいときちんと伝えることです。
医師も分かっていることですが、休養するために会社へ提出する必要があるということも併せて伝えてくださいね。
中の人のその時の気持ちは、
診断書をもらったら健常者ではなくなる、
自分はうつなんかではないと、
心のどこかで対抗していたせいか、
とても言い辛かったことを覚えています。
普通の医師ならば、すんなり診断書を書いてくれると思います。
しかし、医師によっては、初診では診断書が出せないと言ってきます。
この野郎と思うかもしれませんが、落ち着いてください。
もしかしたら、よりあなたのことを深く知ろうとしてくれるとても良い医師なのかもしれません。
診断書を書いてくれたらそれでオッケーですが、書いてくれない場合は、とりあえずその場は引き下がってください。
そして、会社にありのままの事情を伝えれば、診断書の提出は待ってくれるはずです。
どうしてもすぐに診断書が必要ならば、別の医療機関を受診するのもひとつの選択肢です。
診断書をもらう時のポイント
診断書をもらう時には、以下のことに気を付けておくと、今後が楽です。
診断書の内容を確認する
診断書は最終的に、病院から封筒などに封をして渡されます。会社へ提出する前に一度内容を自分で確認するべきです。
中の人は、封筒を開封したら効力が失われると聞いて開封せずに会社へ提出したこともあります。
しかし、よくよく調べてみると、患者本人が開封することに対しては、何も問題がありませんので安心して中身を確認してください。
中でも特に大事なところは、下記の通りです。
・病名
・診断日
・必要な休養期間
上記の事項は、休養を開始した後に申請する「傷病手当金支給申請書」などにも必要なことが多いため、できれば診断書をコピーしておくのがおすすめです。
希望があれば、医師にきちんと伝える
どうしても3か月は休養したい、
症状も軽いし1ヵ月しか休みたくない、
人によっていろいろな思いがあると思います。
これらの希望は診察時にきちんと伝えましょう。
希望を聞いてくれて、
3か月の休養を要すと記入してくれたり、
1ヵ月の休養で済んだりすることもあります。
ただし、あくまで希望なので、医師によっては希望が通らないこともあると思います。
その場合、変に争うような真似は避けましょう。
専門的な知識を持ってる医師の判断ですから、うつの症状が出ている本人には冷静な判断ができないこともきっとあります。
どうしても事情がある場合は、その旨をきちんと冷静に医師に伝えてください。
医師も鬼ではないので、それなりの事情があれば、しっかりと汲んでくれるはずです。
多少のお金が掛かる
診断書の種類によって、金額は変わってきますが、一般的な診断書であれば数千円で済む場合が多いです。
何万円もするものではないので、安心してください。
うつの時にお金が心配と思っている方は、こちらの記事を良かったらご覧ください。
病院によっても変わってきますので、
不安なら少し多めに持っていくか、
事前に確認しておくといいかもしれませんね。
おわりに
如何でしたか?
会社を休む際に必要となる診断書。もらい方の流れとポイントについて今回は紹介しました。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。