【体験談付き】うつの再発を予防するために今の自分にできること
この記事は、こんな人におすすめします。
・うつが再発するのか不安な方
・私は再発なんてしないと思っている方
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
中の人は、その後2度の再発を経験しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・再発しないための方法が分かります
それでは、早速見ていきましょう。
うつの再発を予防するために今の自分にできること
うつ病は再発しやすい病気と言われています。
あるデータによると、うつ病の再発率は50%と驚きの数字となっています。
そもそもうつ病ってどんな病気なのと思う方は、まずはこちらをご覧ください。
残念ながら、中の人は現在うつ病が再発し、2度目のうつの状態にあります。
そんな人の記事は信用できないと思う方もいるかもしれませんが、
うつになってしまったからこそ、
こうしておけば防げたのかなと思うことを記載してみますね。
うつ病の再発率と一般的な再発予防方法については、
下記のサイトで詳しく紹介されていますので、知りたい方は参考にしてみてください。
上記のサイトでも言われていますが、うつ病は再発する可能性が高い病気で、更に再発を繰り返すことで慢性化することが知られています。
1回目の再発は50%の確率ですが、
2回目は70%、
3回目は90%と
再発する可能性が上がると言われています。
中の人的には、今のところ50%を引き当てました。
パチンコやスロットなら激熱演出に当たった感じでしょうか。
これがパチンコやスロットならどれだけ良かったのだろうと思います。
それでは、中の人が感じる、こうしておけば良かったと思うことを紹介していきますね。
回復後も十分に服薬を続ける
中の人の場合、復職して調子も良くなったために、主治医にこちらから提案し、服薬を早めに終えました。
期間としては、復職してから半年程度ですが、再発して主治医に言われた第一声が、服薬を中断したから再発しましたねと言われました。
この辺は、人によっても変わってくるので、このくらい服薬すれば大丈夫とは言えません。
主治医とよく相談することをオススメします。
ちなみに、中の人は主治医をあまり信用していなかったのですが、薬は信用するべきだったと後悔しています。
復職してある程度働くと、とても調子が良くなる人が多いかと思います。
再発した人からのアドバイスとしては、
なるべく長い期間服薬しておいたほうが、今後が楽だと言うことです。
中の人がうつから寛解し、復職を果たした後の話をまとめた記事がございますので、良かったらご覧ください。
調子に乗らない
復職して仕事の感覚にも慣れて、うつの時とは見違えるほど調子の良い日が続く人もいるかもしれません。
そんな時に、調子に乗らず、マイペースをコントロールすることが大切だと思います。
私の場合、復職して半年も経つ頃、
なんでもできるんじゃないかと錯覚し、
仕事をとことん頑張ったり、
資格の勉強を始めたり、
プライベートも予定をぎゅうぎゅうに詰めるなど、
やり過ぎました。
調子の波がプラス側に大きく振れているとイメージしてみてください。
その反動がマイナスの波となって押し寄せてきて、
結果、うつの再発に繋がると思います。
復職をする時のポイントについて、まとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
ある程度自分をコントロールして、常に一歩引いて考えたり、客観的で冷静に行動できるようにしたいところです。
中々難しいかと思いますが、この記事を読んでくださっている皆様にとって、今後の参考になったらなと思います。
1度目の原因と違う可能性もある
うつ病と初めて診断された人は、うつ病の原因がなんなのかと考えると思います。
明らかにこれが原因と
断定できる人もいれば、
何が原因なのか分からない
そういった人も多いかと思います。
中の人の場合、これかなと思う原因がありましたが、絶対これだったと今では言い切れない部分があります。
なぜならば、一度目のうつから回復後、その時に考えていた原因とはなるべく離れて生活しようと心掛けていました。
しかし、どんなに気を付けていても、結果として再発してしまった為、本当にこれが原因だったのか分からなくなったのです。
それと同時に、別の見方もできるようになりました。
一度目の原因と二度目の原因が同じとは限らないということです。
原因がはっきりしない方向けに、どうすればいいのかまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
冒頭でも述べたように、一度うつになると、うつになりやすい体質へと変化します。
今までなんともなかった事象やものが、ストレッサーへと変貌していた可能性もあります。
本人には自覚がなかったので、そこがまた厄介なところなのだと思います。
再発回数が増えれば増えるほど、慢性化しやすくなります。
現在治療中の中の人にとっても、原因ははっきりと分からないものの、ある程度原因を推定し、その対策を整理していることろです。
考え方を改める
環境を変えたほうが良い、環境は変えないほうが良い。
うつの人にとって、どのようにするのが正解なのでしょうか。
これは、人によって意見がかなり割れるところかもしれません。
うつになったんだから、環境も変えてうつにならないような状態を作るのが良いと考える人も多いと思います。
それよりも、うつになったんだからきちんと回復するまで、慣れ親しんだところで完全回復するのを待つべきだと思う人もいると思います。
ちなみに中の人の場合、異動のタイミングでうつ病となり、回復したタイミングで異動前の部署へ戻りました。
結果的に、その後しばらくして再発したので、環境を変えてもうつになったし、環境が変わらなくてもうつになりました。
環境も大事なのですが、やはり大きいのは考え方だと思います。
中の人が再発する時、何事に対しても不安や不満が募り、イライラしたり感情の起伏が激しくなった時期があります。
双極性障害の可能性もありますが、それはまだ分かりません。
考え方について、詳しくまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
今冷静になって思うと、自分だけではどうしようもないことに対して常に意識を費やしていた気がします。
言葉で説明するには語彙力が不足していますが、
過去や未来に囚われずに今を見る、
今の状態や状況を客観的に分析して、
自分のためになるような意識を持つことが大切だったかなと思っています。
おわりに
中の人は現在治療中ですが、本当にいろいろなことを考えました。
うつになったんだから、
今の仕事から離れて別の仕事をしよう、
起業してみようか、
何がうつの原因だったのだろうか、
復職する時どうなのか。
何事も柔軟に考え、なんとかなるという精神でこれからも治療を続けていきたいと思います。
この記事が、少しでもうつ病で辛い皆様の役に立てれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。