【うつで休職】復職したくないと思った時に読んで欲しいこと
この記事は、こんな人におすすめします。
・休職を経てこれから復職を考えている
・本当は復職したくないと思っている
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・復職すべきかどうか参考になります
それでは、早速見ていきましょう。
復職したくないと思った時に読んで欲しいこと
うつで休職をしてしまったけれど、なんとか復職する目途が立ったことは、とりあえず自分を褒めてあげてくださいね。
復職がそこまで見えてきているのに、新たな疑問が出てきた人もいるのではないでしょうか。
本当に自分は復職したいのか、
周りから勧められたから、
復職するしかないと思っている、
本当にあなたは復職したいのでしょうか。
今回は、本当に復職するべきかどうか改めて判断するために、参考になることを簡単に紹介しますね。
本当に復職するべきかどうか
今一度、復職したいかどうか考えてみてくださいね。
周りに流されるがまま復職しようとしていませんか?
あなたが復職する理由はなんですか?
もちろん、仕事が好きで好きでしょうがないなんて人はごく少数で、大半の人は働きたくないと思っているはずです。
復職も本当はしたくないけど、働かないといけないから仕方なしに復職すると思っていませんか?
その考え方は人間として当たり前の思考なので、間違ってはいません。
ここで考えてもらいたいのは、復職は間違いなく今後の人生を考える上での転機になり得るということです。
働いていると、自分の人生について落ち着いて考えることは中々できません。
普段に比べて時間がある今のうちに、思う存分考えてみることをおすすめします。
復職したほうがいい人
一般的に、復職したくないけど、復職したほうがいいと思われるのはどんな人なのか、考えてみました。
体調が万全ではない
復職して間もない頃は、身体的にも精神的にも非常に不安定な状態だと考えられます。
まずは復職してみて、以前と変わらないくらい普通に過ごせるのか、試してみたいですよね。
あなたの体が復職に耐えれるのかどうか、復職してみないと分かりませんよね。
復職したくないから転職を考えている人もいるかもしれませんが、どうしても不安が残ってしまいますよね。
不安を取り除くためにも、実際に復職して負荷を掛けてみるのが一番分かり易いですよね。
とりあえず働きたい
休職期間中に働けない状態を経験した人にとって、体調が回復したから働きたいと思うのは、当たり前の感覚だと思います。
健康で働けることがどれだけ幸せなことなんだろうと、改めて思った人もきっと多いはずです。
働くための最短の方法が、復職だと思います。
心理的にも身体的にも負担が少なく、会社もあなたのことを理解してくれて、業務配慮や異動などで対処してくれるかもしれません。
復職したくない人にとっては、今の会社に魅力を感じなかったり、なんとなく今の会社が嫌だと思う人もいるかもしれません。
そんな感情は置いておいて、とりあえず働きたい人は、復職してみると良いかもしれません。
特にやりたいことが思いつかない
復職したくないとは思っていても、特段やりたいことや、やりたい仕事が見つからない方は、とりあえず復職してみることをおすすめします。
休職した経験を経て仕事を進めるうえで、今までに思わなかった価値観や気付きなども増えてくると思います。
そんな新しい発見から、やりたいことにつながったり、こんな仕事に就きたいと思うこともあります。
人生100年時代と言われている昨今において、遅すぎるなんてことはありません。
やりたいことができてから、退職しても問題は全くないと思いますよ。
復職するかよく考えたほうがいい人
今まで、復職したほうがいい人について紹介しました。
ここからは、復職について慎重に考えてみたほうがいい人について、考えてみましょう。
会社に原因がある
うつになった原因がはっきりと会社にあると言える、もしくは、その原因が今後解消されることが現実的ではないと思う人。
本当に復職するべきかどうか、考えてみましょう。
もちろん、同じ原因であっても、うつが再発するかどうかは人それぞれです。
しかし、再発するリスクが高いことには変わりないですよね。
もう一度うつを体験したい人は、おそらくいないと思います。
できることなら、うつになった原因とはなるべく距離を置き、関わることがない状況や環境を整えることをおすすめします。
復職した場合、再発しないための行動を取るようにしましょうね。
やりたいことが見つかった
復職したくない理由が、何もネガティブ要素だけではありません。
休職したことで新たな価値観を発見し、やりたいことが見つかった人もいるのではないでしょうか。
今の会社でそのやりたいことが出来れば良いのですが、そうでない場合もあると思います。
そんな時は、思い切って転職してみるのもありですよね。
初めての転職は、不安でいっぱいなこともあると思います。
また、エネルギーを大量に消費すると予想されます。
そんな時、やりたいことを思い出してみると、エネルギーが満たされていくのかもしれませんよね。
より良い環境がある
今の会社がおそらくブラックだと感じる、
明らかにもっと良い会社がある、
他の会社を経験してみたい、
日本だけでも、企業の数は約470万社存在しています。
視野を広くしてみると、思いもよらない会社と出会えるかもしれませんよね。
あなたが知らないだけで、あなたにぴったりな会社が、どこかに存在しているのかもしれません。
最近では転職サービスや人材紹介サービスなど、利用できるサービスがたくさん存在しています。
中の人がおすすめする転職・人材紹介サービスについて、おすすめのサービスをまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
復職以外の選択肢
それでは、復職したくない人にとって、今後どのような選択肢があるのでしょうか。
簡単に紹介してみますね。
療養に専念する
案外見落としがちですが、復職を先延ばしにして、もう少し療養に専念するのもひとつの手です。
あなたが療養が必要だと感じるなら、療養するのがいいですよね。
いくら会社から復職しろと言われようが、あなたのことですので、あなたが一番良いと思うことをするべきです。
会社が療養を認めないようならば、その会社はそんな会社なんだと諦め、退職するのもありだと思います。
退職する時の参考になりそうな記事もありますので、良かったらご覧ください。
転職する
転職を一度は考えたことがある人もきっと多いのではないでしょうか。
今の会社が自分には合わないと感じるなら、転職するのも手ですよね。
簡単に転職すると言っても、初めてなら転職に対して不安が強いと思います。
ですが、行動を起こして経験することで、あなたの経験値にもなりますし、より良い環境で働ける可能性もあります。
そこで不安なのが、うつが転職に不利になるかもしれないということだと思います。
そんな不安を抱えた時、参考になる記事がありますので、良かったらご覧ください。
起業する
起業すると聞いて、ハードルが高く感じる方もまだまだ多いのが現実だと思います。
ですが、フリーランスになると言えば、少しはハードルが下がるのではないでしょうか。
フリーランスで生計を立てる人も年々増えており、これも立派な起業の一種です。
あなたのやりたいことをするために、起業するのが一番だと感じる方向けに、起業時に考えておきたいことをまとめた記事がありますので、良かったらご覧ください。
おわりに
如何でしたか?
今回は、うつで休職した後に、復職したくない人向けに、本当に復職するべきかどうか簡単に紹介しました。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。