【体験談】まさか自分がうつ病になるなんて(復職~再発)
前回の続きからです。前回の記事はこちらを見てみてください。
最初から見たい方は、こちらです。
前回は、ついに復職する日を迎えたところからでしたね。
復職の日
ついに復職の日を迎えました。
正直、どんな顔をしていいのかずっと分からず、
考え、
悩んでいましたが、
時間だけが無常にも過ぎていきました。
頭が真っ白になったまま、
服を着替え、
車に乗り込み、会社へと向かいました。
着いたあとの駐車場からロッカールームまでの道のり、誰にも会いたくないなと思いちょっと早めに出たことを覚えています。
奇跡的に誰にも会わずに、自分の机に到着することができました。
あとは、人が来るのを待つだけです。
正直、そこからの記憶はあまりありません。
覚えているのは、同僚や上司、後輩は心配してたと言ってくれたり、
無理しないでねと労わってくれる人ばかりでした。
人の優しさと有難みさが身に沁みました。
絶好調
復職したての頃は、まだまだ本調子とはならず、随分としんどかった記憶があります。
今まで普通に何年も経験していたはずなのに。
体調が悪くなって、午後から帰らせてもらったことも何度かあります。
心ない人から、心ない言葉を掛けられたこともありました。
時折心が折れそうなこともありましたが、優しい人達に囲まれて仕事をしていくうちに、そういったことも徐々に減ってきました。
数か月もすれば、いつもと変わらない程度にまで復帰することができて、喜んだこともあります。
それどころか、今までエネルギーを貯めていたおかげか、
仕事がどんどん捗ったり、
人と会話するのが楽しくて、
どんどんエネルギッシュになっていきました。
俗にいう「絶好調」が来たのです。
それが、再発への第一歩とは知らずに。
結婚
絶好調の日々を送り、充実した日々を送っていました。
普段やらないような仕事も進んで行ったり、組合行事などにも積極的参加するように、疲れますが確かに不自由ない生活を送っていました。
丁度その頃、うつ病の時から付き合っていた彼女ともおかげさまで結婚することができました。
新型コロナの影響で入籍しただけですが、自分でもびっくりしています。
彼女は、私がうつ病に掛かった時も温かく見守り続けてくれた、大切な存在です。
引っ越しも済ませ、これからが楽しみな時期となるはずでした。
そしてついに
絶好調と同時に、私は不満を募らせていました。
周りがなかなか思うように動いてくれない、
会社の悪いことろがあるのになんで直さないんだ、
こうすればもっと良くなるのになど、
なんで自分だけこんなことをしなければならないのかなど、ありとあらゆる不満を感じていました。
そうして、ある数か月にも及ぶある大きな仕事をなんかと終わらせた頃から、
少しずつ体調に変化が起きてきました。
最初は、大きな仕事を終わらせたことによる気の緩みかなと思っていました。
やる気がでなくなり、脱力感に襲われていました。
しかし、一向に良くなる気配がなく、日に日にそれは悪化していきます。
会社へも行く気力がどんどん薄れていき、仮病を使って休むことも増えてきました。
その間もや仕事はあるので、やらないといけないという理性がなんとか働いていましたが、出社するのにも精一杯になってきました。
思考もまとまらなくなり、何がなんだか分からなくなってきました。
もう限界。
ある日上司に連絡しました。
しばらく休ませてくれと。
妻にも、ちょっと体調が悪くてしばらく休むと。
そこから、再発との闘いが始まりました。
中の人が、再発を経験したから分かる再発しないための方法を詳しくまとめた記事がありますので、参照してみてください。
続きは次の記事で記載します。
おわりに
如何でしたか?
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。