【復職して1ヵ月】うつを乗り越え働いてみた結果
この記事は、こんな人におすすめします。
・これから復職する人
・うつから復職して1ヵ月が経過した人
ちなみに、中の人は2019年にうつ病を発症しました。
現在は、うつの再発から仕事復帰して1か月が経過しました。
その経験を元に下記のことが分かる内容でお届けします。
・1ヵ月経つとどうなるのか分かります
それでは、早速見ていきましょう。
うつを乗り越え働いてみた結果
うつで休職して療養をしていると、誰しもが今後のことについて不安になるかと思います。
特に、復職を考えている人にとって、会社に行くことに対して、不安や焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。
今回は、皆さんより一足先に復職して1ヵ月が経過した経験を元に、その時に感じたことや、気を付けたいことなどを紹介します。
1ヵ月働いてみて思ったこと
休職してのんびりと過ごしていた人にとって、久しぶりに社会復帰するのは、とても不安ですし、緊張しますよね。
とりあえず1ヵ月働いてみた結果、どんなことを思ったのか、どんなことを感じたのか、簡単に紹介します。
情報量に圧倒される
復職した初日から数日間に掛けて、様々な情報が一気に入ってきます。
久しぶりに会う同僚達のこと、
会社の状況や今後の業務内容について、
休職していた期間に起こった出来事、
自然にいるだけでも、休職した月日分だけの情報が大量に流れ込んできます。
休職していた時には決して味わえない体験ですが、正直情報量が多すぎて圧倒されました。
中の人の場合、うつの症状として頭が回らなかったり、思考能力が低下していたので、情報が整理し切れずに苦労しました。
もちろん、復職を祝ってくれる人もたくさんいましたし、言葉を掛けられるのは嬉しかったですが、何人もの人と会話するのに、正直疲れた印象です。
多くの人は、きっと同じ体験をするのではないでしょうか。
そして、最初の数日間は慣れない環境に慣れようと、想像以上に疲れると思います。
ここで無理をして、また休職になっては本末転倒なので、自分の調子について、しっかりと留意すると良いと思います。
以前と違う感覚
なんだかんだで日々の業務をこなしていると、ふと思うことがありました。
休職前に比べて何かが違う、
今までどんなふうに仕事をしていたのか、
もうちょっとスムーズに仕事をしていた気がする、
休職した期間が長ければ長いほど、このような感覚を覚える人もいると思います。
周囲の人に聞いても、そんなに変わらないよと言ってくれますが、やはりどこか違うのです。
復職して1ヵ月が経過した今でも、この原因がよく分かりませんでした。
それでもとりあえず仕事はなんとかこなすことができていたので、今後働きながら徐々に解消されるのかもしれません。
違和感を感じても、あまり深く考えずに自分のペースで生活していくことが大切なんだと思います。
他人との距離感が掴めない
休職中は1人で過ごす時間が多かったと思いますが、復職してからはそうはいきませんよね。
同僚や上司、
部下や後輩、
取引先やお客様、
様々な人とコミュニケーションを取る必要がでてきます。
休職する以前はあまり考えたことがなかったかもしれませんが、他人との距離感がいまいち掴めない感覚がありました。
今までどんな会話をしていたっけ、
話が続かない、
どんなふうに声を掛けたらいいのか分からない、
おそらく、こんな悩みを少しでも感じる人が多いと思います。
中の人は、仲が良くなればがっつりと話をするタイプだったのですが、復職して1ヵ月経過してみたところ、以前のように会話ができていないと感じています。
これも徐々に慣れていくのかもしれませんが、早く普通に会話ができるようになれたら嬉しいです。
今後の働き方について
復職して1ヵ月が経過した後も、これからも働き続けなければなりません。
今後の働き方について、意識しておきたいポイントなどについて考えてみました。
自分のペースで取り組む
やはり、自分のペースで取り組んでいくことが大切だと思っています。
うつの症状は人によって様々です。
また、人によって取り巻く環境も全然違いますよね。
仕事をこなしているうちに、いろいろな不安や焦りを感じる人もきっと多いと思います。
ですが、あなたのことはあなたが1番大切にしなくてはなりません。
自分の体調を第一に考えて、行動していくと良いと思います。
復職するうえで、他にも参考になりそうな記事がありますので、良かったらご覧ください。
以前と同じように働きたい
復職して1ヵ月目は、会社や周りの人が配慮してくれて、業務量が少ない人もきっと多いと思います。
ちょっと物足りないと感じることや、もうちょっと普通に接して欲しいとモヤモヤする時もあるかもしれません。
1ヵ月も経過すれば、あなたの調子も上がってきて、以前と同じように働けるかもしれません。
むしろ、もっと働きたいと思う人もいると思います。
うつで働けなかった分を取り戻そうと張り切り過ぎてしまうと、後々に響きます。
調子が良すぎる日があっても、意識的に抑えてみたりするなど、自分を上手くコントロールしてみては如何でしょうか。
コントロールができてくれば、自然と以前のように働ける日も近づいてくると中の人は思っています。
以前と同じように働きたい人におすすめしたい記事がありますので、良かったらご覧ください。
服薬は継続する
うつの怖いところのひとつに、再発するリスクがあることが挙げられると思います。
1度うつを経験すると、寛解してから再びうつの症状が現れる人が50%程度いるというデータもあります。
再発しないためにも、大切なのは服薬を継続することです。
実際中の人は、うつを2度経験しています。
1度目のうつが寛解して、半年もすればすっかり以前と同じように働けていました。
そこで、主治医と交渉して服薬を辞める決断をしました。
これが原因かは分かりませんが、結果的にうつが再発してしまい、後悔しか残りませんでした。
同じような体験をしている人は非常に多いと後で知りました。
この記事を読んでくださっている方には、同じような体験をして欲しくありませんので、どうか服薬は元気になっても継続することをおすすめします。
また、他にも復職する時のポイントなどをまとめている記事がありますので、良かったらご覧ください。
おわりに
如何でしたか?
今回は、復職して1ヵ月間働いてみて感じたこと、おさえておきたいことについて簡単に紹介しました。
この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。
最期まで読んで頂きありがとうございました。