【体験談】まさか自分がうつ病になるなんて(発症~病院を探す)

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【体験談】まさか自分がうつ病になるなんて(発症~病院を探す)

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まさか自分がうつ病になるなんて

まさか自分がうつ病になるなんて

前回の続きからです。前回の記事はこちらを見てみてください。

前回の終わりに、2月頃に出社することができなくなったと記載しています。

その頃はまだ、周囲の人からはちょっと調子が悪いんだな程度にしか思われていなかったのだと思います。

それだけ仕事では上手く取り繕い、調子が悪いのを気付かせないように苦労した気がします。

なぜ調子が悪いのを気付かせないでいたのかは、自分でもよく分かりません。

おそらく、調子の悪い原因がはっきりせず、説明もできない状態だったため、このまま回復して何事もなかったかのように過ごしたかったのかもしれません。

さて、皆さんが出社できない状態まで調子が悪くなった時、どんな理由で会社を休みますか?

ただし、調子の悪い原因は不明の場合です。

私の場合は、しばらく安静にすれば良くなるだろうと思い、嘘をこれでもかと並べ、ローテーションさせて休んでいました。

毎朝毎朝、上司に電話で

「今日も体調が悪いです」

「眠れない日々が続いて、熱もあります」

「だるくて頭痛もします」

「下痢と熱がひどいです」

上司の都合の良いであろう時間を見計らって休む連絡をします。

はっきり言って申し訳ない気持ちでどうにかなりそうでした。

そんな状態にまでなると、流石にばれてしまい、会社にも私の状況は精神的ななにかの病気だと気付いていたのだと思います。

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特に辛かったこと

特に辛かったこと

私の場合、特に辛かったことが2つありました。

1つめは、睡眠が全くとれなかったことです。

やることないのに、なんで睡眠不足になるの?

と思う方もいらっしゃるかと思います。

しかし、1日中ベッドで横になり続け、

しばらく横になった後。

浅い眠りに入り。

すぐに目が覚める。

そしてしばらく横になる。

これを永遠と繰り返していました。

昼も夜も関係なく、1,2時間寝ては3,4時間起きているの繰り返しでした。

2つめは、思考がまとまらないことでした。

物事を理解する力がなくなり。

話を聞いても内容が理解できず。

理解できないから話ができないの負のループに入り。

出社していた頃は会話の数も相当減っていたかと思います。

思考がまとまらないと聞くと分かりにくいかもしれませんので、極端な例で考えてみます。

料理を作るとします。

例えば、カレーライスを作ります。

作る時の流れはざっくり、

①食材を揃える

②食材のしたごしらえ

③鍋で食材を炒める

④水とルーを入れて煮込む

上記の順番で作れば、だいたい完成しますよね。

思考がまとまらないと、まずこの順番が分からなくなります。

カレーを作るんだから、水とルーを入れなきゃと思い、なぜか先に入れようとして、入れる前に気が付いてやめます。

下ごしらえ中に、先のことを考え火をつけたのはいいが、何をしていたのか忘れてしまい、火を消して、何をしていたのか考えます。

そして、順番に見ていくと

①の食材を揃える時には、何を買っていいか分からなくなります。

②食材の下ごしらえの時は、何からどんなふうに下ごしらえしていいか分からなくなります。

③の食材を炒める時は、なにから順番に入れていいか分からなくなる。

④水とルーを入れて煮込む時は、分量をどうやって測ればいいのか分からなくなります。

ちなみに私は、もともと料理は好きで、カレーくらいならレシピなど参考にせず作るくらいはできていたのにです。

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病院を探す大変さ

病院を探す大変さ

まず自分の症状をネットで調べてみました。いろいろ調べていくうちに、自分は

うつ病

統合失調症。

自律神経失調症。

若年性認知症。

なのではないかと思うようになりました。

しかし、そのすべての病気に関して、その時の私にとっては受け入れ難く、健常者でいたいという思いがとても強かったのを記憶しています。

まず初めに、若年性認知症を疑いました。

どうしても、うつ病や統合失調症でありたくないとの思いからだったと思います。

そこで脳神経内科を受診し、症状を伝えました。

結果、MRIは取ったものの、特に悪いところもなく、認知症ではないかと真剣に話したところ、鼻で笑われました。

とてもショックだったのを覚えています。

そして、会社にも精神科を勧められたこともあり、勇気を出して心療内科・精神科を受診しました。

最初の病院は、話を聞いてくれるのはくれましたが、誰でも様々な要因でいろいろな症状があるのだと言われ、特に薬をもらう訳でもなく、終わりました。

うつかどうかはっきり分からないままでした。

こんなに異常な状態なのに、なんの病気なのだろうと、どうしていいのか分からなくなりました。

仕方がないので、病院を2,3件受診していたころ、会社から休業の手続きをする為に、診断書をもらってきてとの連絡がありました。

連絡を受けた後に受診した病院で、初めて「うつ病」という診断を受けました。

診断を受け、もしかしたらほっとした気持ちに一時的になったような気がします。

これから長い闘いが始まるとも知らずに・・・。

うつ病かどうか分かるチェックシートとうつ病の種類について、詳しくまとめた記事がありますので、参照してみてください。

続きは次の記事で記載します。

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おわりに

如何でしたか?

この記事が、少しでも多くの人の参考になれば幸いです。

うつに関することを他にも発信していますので、良かったらご覧ください。

うつブログ

最期まで読んで頂きありがとうございました。